何の罪もないのに

今回の原発事故の一番の被害者は子供たちだといつも思っています。
大人は子供達に本当に謝るべきだと思っています。
大人の都合で原発を作り、経済優先の社会をつくってしまい、その結果子供達の楽しい生活を奪ってしまい本当にごめんなさい。

去年のあの寒い日々に電気も食料も無い不便な状況でも我慢をし学校再開後も給食がなくても、暑くて狭くちゃんとした授業ができなくても、本当に様々な事があったのにもかかわらず毎日笑顔で元気よく過ごしている姿を見るたびに心が痛くなります。
今も学校や友人と離れ離れになり南相馬に帰ってきたい子供たちがが沢山いる。
もちろん我が家でもそうです。
理由を聞かれるたび、帰りたい、戻りたい、友達と同じ学校に行きたいとお願いされるたび
悲しくなります・・
帰ってきてもいいよと本当は言ってあげたい・・
親として本当に悩みかなしいです。
親として最低限できる唯一提供できるたのしい学校生活、その事すらできない・・

国や東電が言うように本当に健康被害がないのか、本当はあるのか本当にわからなくなる。
子供たちに今後もし健康被害があった場合の覚悟は親として持ってはいます。
どんな事があっても責任を持って面倒をみる。
だけど何もあって欲しくないと思うのがすべての親の気持ちだと思う。
国や県、市のトップになる人達そして自分も入れた大人達はもっと考えなければいけないと思う。そして考えてほしい。
一番の被害者は誰なのか・・
未来の日本は誰が作ってくれるのか、この自然や故郷を守り続けてくれるのは子供たち
だと思う。
だからもっと子供たちの健康や命そして未来への夢や希望を与えられる事をしよう。
もっと国は子供たちの為にお金つかってください。お願いします。

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