天然記念物

今日も放射線値は3.26μシーベルトを記録していましたが、そんな事には負けずあーす敷地内の草刈やかたづけをしていました。毎年この頃になるとカブトムシの幼虫の他に敷地内のビオトープ脇などで数多く見られる物、そうですモリアオガエルの卵塊です。今年は去年より多く例年と違う場所に出来ていました。

よく人間の手が入ったところにはいないといっていますが、我があーす敷地内は16年前手に入れた時点ではいませんでした。水が沸いている所はあっても綺麗に流れているところはなく、排水の溝は土やヘドロでつまり使えず汚いままでした。また斜面や平坦地は笹やセイタカアワダチソウやツルなどうっそうと生い茂るジャングルで隣接する山林も暗く光が入らず酷い状態でした。

環境を考え人間が手をかける事で自然も帰ってくる事が良くわかった日でした。放射能の問題もこれからだとは思いますが、汚染された山や農地を何とか甦させられればとおもいます。

また今日の来客は宇都宮大学の教授。今現在被災地の事業所及び経営者の僕がどう思っているのかあーすの状況や子供達のこと等を話聞いてもらいました。またふくしまキッズに対しての学生ボランティア等の要請依頼もお願いしました。

何故だ・・・

今日あーすに友人でもあり消防団の部長でもあるNさんがカブトムシの幼虫分けてくださいとの電話があり、好きなだけどうぞ!と例年の事なのですぐOKしました。いつも掘って採取している所は同じで毎年少し手で掘っただけで気持ちが悪くなるくらいいるのです。しかし!今年はいない!場所を変え掘れどもいない・・ユンボでも掘り返して見ました。しかし一匹も姿が見えず。諦めて帰っていきました。

毎年沢山いたのにがっかりなのと、外敵に食べられたのか、昨年何らかの関係で産卵が無かったのか、セシウムやヨーソで溶けてしまったのかまったくわかりません。誰か原因を教えてください。