光が…

今日社会福祉協議会の協力のもと、東京電力との話し合いに参加しました。
集まった事業者はみな原発による被害のある相双地区施設の代表者です。
遠くは群馬県の高崎からこの説明会に来ていた人もいます。

まず東京電力からお詫び今回の事故による賠償の本請求及び書類の説明がありました。
東京電力側は4人が会議場の前に座り担当者が淡々と説明を開始。
説明の内容は請求における冊子をもとに各法人による書式の違いや経費や売り上げ等の
算出 方法などをとりあえず細かく説明がありました。
おおよそ1時間半位の説明です。

その間各事業者の代表は一言も話すことなく東京電力の説明を聞いていました。
もちろん僕もそうです。
自分たちにとってどうなのか?
どこまで責任や補償を認めてくれるのか?
今後どうなるのか?・・・

その後休憩をはさみ質疑応答になりました。

各質問者が挙手をし東京電力に様々な質問をしました。
全員切実なおもいで東京電力に回答を求めました。もちろん僕もそうです。

全ての人が話すことは元の会社の環境、生活を返して欲しい!・・それが一番の望みです。

今回東京電力ははっきりと言いました。実被害は全て補償をする。本来必要としない経費
出費に関しても全て補償をします。
またこの補償は原発が収束しても現状に戻るまで補償しますと。

本当にどこまでしてくれるのかはわかりません、今はこの言葉を信じるしかないのです。

今まだあーすでは線量が高く、平均すると屋外で1.5μ㏜位あります。室内でも0.6μ㏜位
有ります。以前高い状態が続いています。
もっと早く実被害にかかる補償の話をして欲しかった。

今月30日に非難区域が解除に南相馬がなります。危険な中学校も始まるのでしょう・・
子供達は各学校に戻る事になり、様々な問題がまた起きると思います。

本当は安全なところで再開をしたいと考えていました。移転をずっと考えてもいたし
行政にも要望を出していました。
しかし補償が決まっても、移転できる場所が無いのです・・・
安全な場所も、空き家も空き土地もないのです。

まだまだ先は長いです。