気になった事・・

今日演奏会会場で、有るお母さんがいました。年の頃は僕(42歳)の母親位かな?と思います。その人は歩く姿も軽快です。耳も遠くありません。非難所では年配な事と衣類もこんな時期だからこそ少し地味なだけです。しかしながら避難生活を始めてから悩んでいて、とても気にしている事があったのです。

それは、みんなが自分の事を年寄り扱いをし、あまりにもいたわってくれる事なのです。震災前は、奥さんや姓で呼ばれていたのに急におばあちゃん、おばあさん、と言われ自分はそんなに老けて見えるのか?年寄りくさいのか?と気になっているとの事でした。みんな震災にあうまでは自宅で花を植え家庭菜園や近所と仲良く付き合い自分の好きな服を着て生活をしていたはずです。

こんなときだからそんな事も出来ずに生活しているのです。思いやりの難しさを感じました。また非難所や被災をした人の気持ちを知りました。女性に限らず男性にも同じような事はあるのだと思いました。僕達も被災している県民として心無い言葉に苦しむ事もあります。

それと同じように同じ地域の中でも思いやりや相手を本当の意味でいたわる事を勉強したような気がしました。

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